〜商工会シリーズ〜

“ISO”とは?

アイソ・ラボ有限会社   代表取締役 平川雄典(ひらかわ ゆうすけ)



第三回 ISO9001の正体は?


皆さんこんにちは、ヒラカワです。
前回は、「ISO9001を取るには、どんなことをしないといけないか」についてお話ししました。
今回は、ISO9001の正体についてお話ししましょう。

 

前回までで、ISO9001について大まかなことはご理解いただいたものと思います。
じゃ、「ISO9001の正体は?」って聞かれたらどう応えられますか?

ISO9001の規格を読むと2つのことについて使える規格だと書いてあります。

1つ目は、お客様の欲しい製品を提供する能力があることを実証したい時
2つ目は、お客様に満足して頂ける製品やサービスを提供できる企業を目指したい時

わかり易く表現すると次の様になります。
1つ目は、この会社から買えば安心ですよと言うお墨付きを発行するため。
2つ目は、経営改善を図るため、と言えます。

大事なことは、会社は常にお客様に好かれ、お客様に信頼され、
お客様から選択して頂ける会社になることが 必要だと思います。

ある大手のスーパーマーケットは、昭和40年代〜60年代にかけて成長発展しました。
ところが、平成になって、「あの店は商品はあるけど、欲しいものがない」
と言われてしまっています。

そして、顧客の便利さを狙ったコンビニエンスストアが価格が高いのに関わらず繁盛しています。

これらの現象はどう説明したら良いのでしょうか?

21世紀の企業は、お客様が欲しいものを提供出来る企業でないと
成長発展はないと言えるのではないでしょうか?

ISO9001はそのような、顧客満足の達成を狙いとした国際規格なのです。

お客様の期待や要求に合った製品やサービスを提供出来るように、
仕事を進める上での約束事として「〜しなさい」と136項目のやるべきことを
規格にしたものなのです。

この「〜しなさい」を満足する品質マニュアルを作り、作った通りの活動を求めています。

平成15年6月現在、日本国内の企業のうち31、024社が認証取得しています。

このうち、残念なことは、お墨付きはもらったものの、
マニュアルで決めた通り実施していない 企業があることも事実です。

取っただけでは大きな経営改善にはなりませんのでご注意下さい。

次回は、どんなマニュアルを作れば経営に役に立つものになるかについてお話ししましょう。


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